Red fever
それはいつものように乱闘をしている時に起こった。
その日はアイスクライマー、ピーチ、アイク、リンクという振り分けで、初めての組み合わせだねなんて
リンクとアイスクライマーが話していた。
そして乱闘が始まったのだが、開戦して間もなくリンクが倒れたのだ。
倒れたといってもアイクがタイミングよく受け止めたので地面に激突することはなかったのだが。
「おい、大丈夫か!?」
「ア…イク…」
今朝からなんだかおかしいな、とアイクは思っていた。
だるそうにしていたし、目は虚ろで、食欲もなかった。
季節の変わり目であったため、体調を崩したのかもしれない。
事実、アイクに受け止められたリンクの顔はほんのりと赤く、どこか苦しそうに息を漏らしていた。
「大変!きっと熱があるんだわ!」
ピーチがリンクの顔を覗き込んで叫ぶ。
そんなピーチを見てリンクが口を開くが、どう見ても弱っているのがわかり、喋るのも辛そうだった。
「あの…俺、大丈夫ですから…」
「ダメよ!もっとひどくなったら大変だから、乱闘は一時中断。ゆっくり休まないと」
「ぼ、僕達ドクターマリオを呼んでくるよ!」
そういってナナとポポが懸命に走ってドクターマリオを呼びに行った。
しゃがんでリンクと目線を合わせていたピーチもすくっと立ち上がると外へ出て行こうとする。
「私は氷嚢の準備をするわ。アイクはリンクを部屋まで運んであげて」
「ああ」
ピーチが部屋を出て行くと、残されたアイクは自分の腕に頭を乗せていたリンクをそのまま抱え上げた。
「ア、アイク…!俺、自分で歩ける…!」
「病人が何言ってるんだ。さっきもふらふらだっただろ」
そう言われると何も返せない。
だがリンクにしてみれば、今の体勢ほど恥ずかしいものはなかった。
いわゆるお姫様抱っこで部屋まで運ばれているのだ。
途中、誰かに会ってこんな姿を見られたらどうしようと心の中ではひやひやしていたのだった。
* * * * *
「眠ったのか?」
「ええ。薬をもらったみたいだからもう大丈夫だと思うわ。でも熱はまだ下がってないみたい」
ちらりとリンクの方を見れば、すぅすぅと寝息を立てていた。
当たり前だが帽子は脱いでおり、リンクの金色の髪の毛が目に入る。
胸の辺りまで布団がかけられていたが、何故か肩がむき出しになっていた。
不思議に思ったアイクがピーチに問いかける。
「服を着ていないのか?」
「汗をかいていたから服を変えて上げようと思って脱がせておいたの。でもその前にタオルで拭いてあげた方がいいでしょ?」
なるほど、とアイクが思っているとピーチがずいっと洗面器を差し出す。
中には少し溶けかかっている氷とタオルが一枚浮いていた。
「…なんだ」
「私、これからお夕飯の支度しなくてはならいの。だから…ね?」
「……わかった」
ハァっと溜め息をつくと、アイクは洗面器を受け取る。
ピーチはそれを確かめてからにこりと一笑すると、部屋を後にした。
パタンとドアが閉じる音を最後に静寂が部屋を包む。
仕事を頼まれた以上はこなさなくてはならないため、アイクはベッドサイドにあるテーブルに洗面器を置いて
中に浮いていたタオルを手に取るとそれをぎゅっと絞った。
そして掛け布団を捲くってどけると、リンクの体を拭いていく。
男なのに華奢だな、と思う。
細い首筋、浮き出ている鎖骨、割れてはいないがうっすらと線が入っている腹筋。
自分とは2歳しか違わないのだが、まだ少年らしさが残る体だった。
「………」
アイクは拭いていた手を止め、リンクの目元にかかっている前髪を手でどける。
生物学的にはどう見ても男なのに、リンクには何処か中性的な雰囲気があった。
別に女っぽい仕草や言葉遣いをするわけではないが、男らしいという言葉は彼には似合わない気がする。
また、カッコイイよりも綺麗という言葉の方が似合っている気もした。
それはきっとさらさらした金色の髪や空のように青い瞳といった外見的特徴があるからかもしれない。
アイクはまだ眠っているリンクを暫くじっと見つめ、おもむろに薄く開いた口に自分の唇を重ねた。
ゆっくりと身を離した後も、リンクは起きる気配をちらりとも見せずに規則正しい寝息を立てている。
アイクは持っていたタオルを洗面器の中に放り投げ、手をベッドにつくと重みでギシっとベッドが軋む。
そしてもう一度唇を重ねると、今度は首や鎖骨、肩に口付けていく。
「ん…っ…」
口付ける度に、ちゅっと音が立つがリンクがそれで起きる気配はない。
たまに首を横に向けたりする程度で、目を覚ますことはなかった。
熱があるせいか頬が桃色に染まり、時折切なげに息を漏らす姿がアイクの理性を煽った。
「っ…ゃ、あ…ッ」
露になった胸の突起に舌を這わせる。
口に含んで吸い付いたり、舌で押してやると眉根を寄せてイヤイヤといった風に首を振った。
「やっ…ぁ、ん……っ…」
軽く歯を立ててやれば、唾を飲み込んだのか喉が上下に動く。
一つ一つの動作が色っぽいとか親父みたいなことを考えつつ乳首を愛撫していると、リンクの目がうっすら開かれる。
先程から感じていた只ならぬ感触に目を覚ましたのだろう。
リンク自身も最初はぼんやりしていたが、だんだん意識がはっきりしてくる。
とは言っても熱がある身なので平常時よりは思考回路が上手く回らないものの、目の前の光景に驚いて声を上げた。
「アッ、アイク…!」
「なんだ。起きたのか?」
「起きたって…やだっ、何でそんなとこ舐めて…!」
「さぁ。どうしてだろうな」
アイクにしては珍しく、人を小ばかにしたような口調で言うと口角を上げて笑う。
そしてリンクの上に覆いかぶさるや否や顎を掴んで口付けた。
言葉を繋ぐ間もなく口を塞がれたリンクは腰を捩って抵抗する。
アイクの舌が入り込んで自分の舌を絡め取られ、舌と舌が触れ合う感触にリンクの体から力が抜けていく。
口付けから解放されたリンクは酸素を求めて喘ぐが、そうしている間にもアイクは柔らかな肌に舌を這わせる。
リンクはアイクの肩を掴んで押し返そうとするが、熱のせいもあって力が入らなかった。
「アイク…やめ…っ」
「汗をかくと熱が下がるって知ってるか?」
「知らな…ッ、ぁ…やぁっ……」
先程のキスで感じてしまったのか、ぷっくりと膨らんだ乳首を舐められる。
生暖かい舌が触れる度にリンクは自分の体が熱くなってゆくのを感じた。
それが熱のせいなのか、羞恥からなのかはわからない。
ただ言いようのない快楽が襲ってきていることだけが確かだった。
「これ、邪魔だろ」
「なっ…あ、ぃや……ッ…ダメ……!」
履いていた白いタイツと下着を一緒に脱がされる。
それらをベッドの下へ投げると、アイクはリンクの太腿に手をかけ脚を開かせるが、
リンクはとっさに手で自らの下腹部を隠した。
「なんで隠すんだ」
「だって…!そんな…」
「別に隠すほどのことでもないだろ」
「で、でも…やだよ…」
「腕を縛られたくなかったらその手をどけろ」
縛るという単語に反応してリンクの体がぴくりと跳ねる。
こう見えてアイクは自己中心な所があるのだろうか、リンクは仕方なく手をどける。
すると既に昂ぶってしまっている自分のモノが目に入り、リンクは顔を赤くした。
そんなリンクを見てアイクが小さく笑う。
「や、だ…っ…見るな……」
「ちゃんと反応してるんだな」
病人であるにもかかわらず体はしっかり反応しているその事実がリンクを辱める。
そんなリンクを知ってか知らずか、アイクはリンクの自身をやんわり握るとそのまま扱き出した。
「あっ…やめ…ッ…!」
「一回出しとけ。その方がお前も楽になる」
「でも…っああ…は、ぁん……く、っ…あぁっ……!」
先端を親指で弄ってやると体が反り、喉元が露になる。
その白い喉に噛み付きたい衝動に駆られながらもアイクは手の動きを早め、それに耐えるようにリンクはシーツを掴むが
上手く力が入らないらしくその手は何処か頼りなかった。
「あ、あぁっ…や…も、出る……っは、あっ…!」
熱の所為なのか、リンクはあっけなく射精した。
瞳を潤ませながらハァハァと息をつく。
体力が奪われ、動く気力もない。
アイクはリンクをうつ伏せにすると双丘の割れ目に手を入れ、自分の手にかかった白濁の液をそこへ塗りたくる。
どろりとした感触に耐えられず、リンクは目を伏せた。
しかしそうしているのも束の間で、左腕を掴まれて起こされ膝立ちになる。
後ろで聞こえるガチャガチャという音にリンクの体が強張った。
「ア、イク…!まさか…」
「悪い。もう我慢できない」
耳元で囁かれたと思った瞬間、言いようのない痛みが下半身を襲う。
リンクの体が仰け反り、奥深くまでアイクを飲み込んだ。
「や、ぁ…ッ!アイク…!」
「っく、少し力を抜け…ッ…」
「できな……ぁあっ…は、ぁん……っ…!」
右腕で腰を掴まれて固定されると、アイクがゆっくり動き出す。
このままじゃいけないと思ったリンクは泣きそうに顔を歪めながらアイクに訴える。
とはいってもアイクの位置からではリンクの顔は見えないのだが、それでもリンクは必死に言葉を繋いだ。
「も、やめ…っ!おねが……治ったらいっぱいするから…ッ……!」
「ここまできてやめるなんて無理だ」
「そんな…っあ、あぅ……!」
ずちゅ、と音がして内壁を抉られれば否が応でも嬌声が上がってしまう。
閉ざされた目からは涙がぽろぽろ零れた。
動きを遅くしたのかと思ったらまた性急に突き上げてくる。
敏感な所を何度も擦られて声を抑えることが出来なかった。
「やぁ…っ、あっ…は…ぁあッ…駄目…っ!そこ、は…っや…ぁ…ッ…!」
「此処が良いんだろう」
「いやぁ…アッ……あぁ…っ!」
頭をもたげているリンクの自身からは蜜が溢れ、脚の付け根を濡らしていく。
もう何も考えられなかった。
それが熱のせいなのか、それとも快楽のせいなのか。
「は、ぁ……だめッ……もぅ…出ちゃ……!」
「俺も、もう…ッ…」
「あ……っぁ……やっ、あ……あぁ……っ……!」
びくんと体が震え、精を吐き出す。
アイクも自身を引き抜くと達して、飛沫がリンクの臀部を濡らした。
そしてもともと熱であまり体力がなかったリンクは意識を失い、そのままベッドへと倒れこんだのだった。
* * * * *
「リンク!熱は下がったかしら?」
「ええ、なんとか…」
翌日廊下でばったり出くわしたピーチに笑顔で尋ねられ、リンクは頷いた。
あれから気を失い、気がついたらもう次の日の朝になっていた。
ベッドの乱れがちゃんと直してあり、リンクも寝巻きを身につけていたのはきっとあの後アイクが
全て綺麗に片付けてくれたからだろう。
当たり前であるが、ピーチには昨日の出来事は口が裂けても言えなかった。
そんなリンクの心の内なんて知るはずのないピーチが苦笑しながら言う。
「リンクが元気になったのは良かったけど、今度はアイクが風邪を引いちゃったのよね」
「えっ……!」
「彼、体力あるし風邪なんて引かなさそうに見えるのに…。人って見かけによらないのね」
「はは…」
何と言ったら良いのかわからず、リンクは気の抜けた笑いを返すしかなかった。
内心「ざまあみろ」と思いつつもアイクが心配になり、リンクは後でリンゴでも持って行こうと考えた。
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アイクがただの変態兄さんみたいになってしまった^q^
口調がよくわからない…。
リンクに「治ったらいっぱいするから」を言わせたかっただけですサーセンwww
ていうかエロ短かったですかね…(゚д゚)
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