「実は僕、リンクのこと嫌いなんだよね」
「俺も。スマックスにもさぁリンクじゃなくて俺を出すべきだと思うんだ」
「そうそう。だからさ、早くハイラルに帰りなよ」
「え…?」
突き刺すようなマルスとロイの言葉にリンクはただただ言葉を失った。
冷たい視線。触るな、とでも言いたげなオーラ。
頭の上からばしゃーっと滝水を浴びせられたようだった。
何で?何か悪いことしたっけ?
そんな疑問が脳内を駆け巡るが、思い当たる節はなかった。
じゃあどうして?
混乱と悲しさが入り混じって、わけがわからなかった。
リンクの蒼い目からぽろっと涙が落ちる。
しかし、そんなリンクを見て今度はマルスとロイが慌てだした。
「っああぁごめんごめん!リンク!嫌いだなんて嘘に決まってるじゃない!」
「うわわっ、泣くなよー!ほら、今日エイプリルフールだろ!?」
ぎゅーっと抱きつくマルスに手をあわあと動かして弁明するロイ。
エイプリルフールとは、4月1日の午前中は軽いいたずらで嘘をついたり、人をかついだりしても許されるという風習のことだ。
四月馬鹿とかフランス語ではPoisson d'avril、四月の魚などと呼んだりもする。
リンクはその存在自体を知らなかったわけではないが、まさか自分がかつがれるとは思っていなかった。
だからこそ2人の言葉を真意と受け止め、その悲しさから思わず涙を零してしまったのだった。
「……俺を騙したんだな…」
「いや、別に騙すっていうかなんというか…」
「まさかリンクが本気にするとは思わなかったから」
ロイはばつが悪そうな顔をし、マルスは苦笑した。
なんだ、ただからかわれただけだったのか…。
そう思うと、自分だけが早とちりして空回っていたことがわかって恥ずかしくなった。
リンクの顔がかぁぁっと赤くなる。
「俺だけ勘違いして…バカみたいじゃん…」
ぼそっと呟くリンクを見て、ロイとマルスは顔を見合わせて吹き出した。
「ごめんごめん」
「大好きだよ」
四月馬鹿
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結構定番?かもしれないネタ。
アイクは嘘つかなさそうなイメージなのでロイに(マルスはからかうのが好き)
この後リンクはほっぺにちゅーされました(´∀`)
しかしまぁ、なんだかリンクがどんどん乙女になっていく…orz
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